XPERIA X10といわれるスマートフォンが発売された日からずっと私の手元にはXPERIAという名前のスマートフォンがあったわけですが、ついにその流れが変わる時がやってまいりました。
最初に言い訳をすると、「XPERIAがそんなにいやになったの?」と聞かれたNOと答えると思います。かといって「XPERIAがいまでも好きなの?」と聞かれてもNOと答えるでしょうね。私はスマホに面白さとかは求めてはいませんが、魅力を感じなくなってきているのは事実です。そこでとても身勝手な言い分ではありますが、一度浮気すれば「ごめん、やっぱオレはお前じゃなきゃダメなんだ…」とXPERIAに戻るのかもしれません。そのためにもいったんは離れてみるのはいいことだと思います。
Google PIXEL3を購入いたしました。
開封の儀…
開封の儀という儀式ですが、そんなものはdocomoショップで店員さんに開封されているのでスッ飛ばします。あ、イヤホンは同梱されてます。
最初の印象
最初の印象というとどうしても見た目的な感想になるのですが、控えめに言っても「最高に持ちやすいです」。ケースも何もない状態で触ると物理的にヌルッヌルです。
けっして脂っぽいというわけではなくて、なんというかスベスベではなくてヌルヌルという印象を受けたのです。これは同じPIXEL3ユーザーであれば共感してもらえるのではないでしょうか?
イヤホンジャックはもう存在しません、同梱されているUSB TYPE-CのイヤホンかBluetoothで接続するイヤホンで音楽を楽しむことになります。私の場合は東京出張とかで電車に乗ることになっても使わないと思いますのでスッキリしていて好きです。
背面の指紋認証については正直不満はあります。不満というか、「慣れていないので不便さを感じる」という程度のものではありますがやはりXPERIAの側面での解除は便利でしたね。
画面は有機ELディスプレイを採用しているのですが、これは結構気に入っています。とても見やすいですね。イメージで言うと文字が画面の一番上に張り付いているという印象でしょうか。少し奥に浮かび上がっている印象のこれまでのXPERIAの液晶とはまったく違います。私はこっちに方が好きかもしれません。
実際に少し使ってみた感想
実査に使ってみた感想を少しだけ書こうと思ったのですが、操作が大幅に変わっている部分があります。それの大きな要因となるのが最新のAndroid OSのPIE(9.0)というOSに起因するところではありますのでそういった部分は慣れるしかないかなと思っています。
アプリがまだ追いついていない
これは仕方のないことなのですが、OS9.0を搭載している端末はまだほとんどないためにアプリの中には正常に作動していないものもあります。(2018.11.12現在)
RAMは4GBなので最近の6GBや8GBというメモリを積んでいるスマホと比べて非力なのかもしれませんが、まったくそんなことを感じさせないほどにヌルヌル動きます。すごい重いゲームなどをするには非力なのかもしれませんが、私のようにシノアリスや星ドラ、白猫プロジェクト程度のゲームしか入っていない人であれば何の問題もないと思います。
あとLr(Lightroom)も普通に動いていますので画像加工する人も心配なく使ってもらえると思います。XPERIAの場合はカメラボタンがあったので自然と使うカメラも標準搭載のアプリで撮影という流れがありましたが、PIXEL3はホーム画面などから好きなカメラアプリを起動するので私は現在はLrで撮影しています。その私が言うので安心してください、Lrは快適に動いていますよ♪
バッテリーの持ちが比較的良い
私はいつも新しい端末を買うと3日目からバッテリー残量を計り始めるクセがあります、そういう性癖なんだと思います。そこでXPERIA XZ1とPIXEL3で同じ10日間で計ったデータを比較してみましょう。
※毎日8:00~20:00くらいでの使用量にて表示しています
XPERIA XZ1 | PIXEL3 | |
---|---|---|
1日目 | 62% | 64% |
2日目 | 70% | 52% |
3日目 | 61% | 42% |
4日目 | 54% | 41% |
5日目 | 49% | 31% |
6日目 | 52% | 48% |
7日目 | 55% | 42% |
8日目 | 49% | 41% |
9日目 | 32% | 35% |
10日目 | 51% | 49% |
平均使用量 | 53.5% | 44.5% |
大体の平均になるように10日間で計測した結果、XPERIAは53%くらい使っているのに対して、PIXEL3は44%ほど使っていることになりました。もちろん、もっと長い期間で調べないとムラがあるのは間違いありませんが、有機ELディスプレイ(+ナイトモードの使用)による節電効果というものは少なからずあるのかな?と思える結果となりました。
自分が一眼レフで撮影した写真を見るのにも読み込み時間もほとんど気になりませんし、発色も満足ゆく奇麗な画面です。
64GBというストレージ容量について
これは人によって使い方が違いますので64GBで十分ですよ!とか64GBでは足りませんよ!などという不毛な情報は発しませんが、私の場合で言うと現在使っているのは64GBのうち39%、つまり25GBほどです。
それも結構使ってないアプリなどもごっそりと入れているのでここからまだ減らすことは十分に可能です。
私の場合大きな容量が予測されるのは写真なのですが、幸い写真に関してはGoogleフォトというサービスがあり、そちらにどんどん送ってしまえるため定期的にバックアップをすることで問題はなさそうです。ただ、これは私はこれまでもGoogleフォトを使っていたので不便を感じてないだけかもしれませんけれどね(笑)。
写真以外のデータが多い人は64GBでは少ないかもしれませんのでそこは要注意。
防滴防塵という安心感は大きい
XPERIAの魅力のひとつでもあった防水機能ですが、PIXEL3も同様に防水防塵 (IP68)という数値で公表しています。つまり「あらゆる固形物の侵入を防ぎ、想定される水没状態であれば連続して水没しても影響ない」というほぼ最高の規格に達しています。IP67以下の端末もまだまだ多い中で、このIP68という表記は非常にありがたい。この上を行くIP69という規格は高圧のジェット水流をかけても中に水が入らないというものでそれは工業用器具の中に一部あるだけなので、それに準じるIP68という数値のすばらしさは感動ですね。
購入して10日間での感想(良かった点・不満な点)
良かった点
- 持ちやすく操作がとてもしやすい
- 画面が見やすい、自動照度がスムーズ
- iDなどの電子決済に対応している
- キャリアアプリが入っていない
- 動作が滑らかで全く不満がない
- 音がきちんとステレオで聞こえる
- 動画などで暗いシーンもきれいに見える
- 自分の撮った写真の閲覧も問題ない
- バッテリーの持ちが良い
悪かった点
- OS9.0に対応していないアプリが多い
- ケースやフィルムが洗練されていない
- 背面指紋認証は面倒なことが多い(慣れていないため)
- いい意味でスマホに興味がなくなる
という感想を持ったスマートフォン「Google PIXEL3」ですが、最後にも書きましたがいい意味でスマホに興味がなくなる端末というのが一番の感想です。これは最高の言葉なのですが困った問題でもありますよね(;´∀`)
まだまだここからいい点悪い点どんどん見つかるのかもしれませんが、いままでXPERIA一筋といっても過言ではなかった私が抱いた感想です。控えめに言ってもオススメの端末だなと思いますよ♪
もしもPIXEL3の購入を検討されている方がいらっしゃいましたら何かの参考になれば幸いです。
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