好きなものを好きで終わらせる人、行動にうつす人。

コラム

おはこんばんちは、最近は木曜日以外にラーメンを食べると「曜日感覚がおかしくなるのでやめて」と怒られるトスです。

皆さんには好きなものはありますか?

たとえば「歌が好き」「絵が好き」「写真が好き」「ドライブが好き」「小説が好き」とたくさんの趣味といわれるものがあります。わたしは写真を撮るのが好きです。スマートフォンを触るのも好きです。FF14というゲームをするのも結構好きです。

この当たり前のように自分の中にある「好き」ってのはどういう好きなのかを考えたことってありますか?

格言:「好きこそ物の上手なれ」という言葉

皆さんも耳にしたことはあると思いますが、「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあります。これは「好きなものは熱中するのでとても上達が早い」という言葉なのですよね。本当にそうです、昼夜を問わず寝る間も惜しんで没頭できるほど好きなことは驚く速度で成長します。

たとえば寝る間も惜しんでゲームにハマってしまうほどゲームが好きな人はうまくなるのも早いですよね。PS(プレイヤースキル)による個人差はあると思いますが。
世の中には秀でた才能を発揮する人が少なからずいます。それは芸術や運動的なことだけではなく世の中にごく当たり前にあることででも秀でた人がおられます。

  • 地下鉄の乗り継ぎに妙に詳しい
  • 家事の速度が異常に早い
  • 部下の面倒見がよく仕事ができる
  • プログラムを組むのがとても速く構文も簡素
  • ナンパの成功率がすごい

などなど、決してたくさんの人から特別注目を浴びる事ではないのかもしれませんが、こんな人が自分の周りにいるととても助かりますよね。こういう人たちも少なからず「好き」という気持ちから上達されていったのではないでしょうか。

  • 鉄道が好き
  • 人の世話が好き
  • 人間が好き
  • プログラムが好き
  • 女性(異性)が好き

好きなものは上達するが、好きでは無いものは好きにはなれない

ここで「好きを利用した精神論」がはびこるスキが生まれてきます。「昼夜を問わず仕事に没頭した人が成長している」という経営者セミナーなどでよく見かけるやつです。これは私個人の意見としてですが、これを従業員に押し付けるのは疑問です。
好きなものに没頭できるのはその通りだと思いますが、会社のために「仕事を好きになりなさい、ほうら好きになったでしょ、好きなんだから昼夜を惜しまず励めるはずだよね?」と洗脳しても意味はありません。昼夜も問わず没頭できるほどに「好き」になれるものを強制なんて、そう簡単にはできない。だからこそ本当に好きな物には本気になれるし、没頭もできるのです。

経営者であれば、その人が「好きだから成長しそうな事」を見抜いて適所に配置するのが大切だと思います。

好きなものを好きで終わらせる人、行動にうつす人。

ここからが本題ですが(前置きが長すぎる)、この好きというモノにも大きく2種類の人がいます。「〇〇が好きなだけの人」と「〇〇が好きなので行動する人」です。
例えばですが、「歌が好き」という人でも「ただ歌が好きな人」と「歌が好きすぎてカラオケで歌いこんでプロ顔負けの人」が居ますよね。歌を聴くのが好きという場合でも「歌を聴くのが好きな人」と「歌を聴くのが好きすぎてライブに行ったり、欲しいヘッドホンを買うために必死でバイトしてる人」では熱量が違いますし知識量も当然違ってきます。

わたしが好きな写真の世界でも同じようなことが言えます。写真が好きとひとことで言ってもその熱量の違いは大きくて、大きければ大きいほど自分が好きなものを引き寄せる力もすさまじい。

少し話は変わりますが、松下幸之助さんが「念じなければ寄ってこない」という言葉を「ダム式経営」の説明の際に言われたのは有名な話。「(ダム式経営をするためには)どうすればええのかなんてわかりませんのや、ただ、ダム式経営をしなければと思うことが大切なんですわ。。。」と登壇で言われて多くの人に失笑されたそうです。でも私は本当にその通りだと思います。何かをうまくなりたい、成功したいと心から念じることでうまくなる未来が寄って来るのだと思います。

 

私の身近にもこんな人がいます

わたしの周りにはすごい人がたくさんいます。その界隈では著書なんかも人気で、とても有名な人もいれば、私が心から尊敬している人もたくさん。私がへっぽこなのに周りが凄すぎるのでなんかいろんな知識が飛び込んできてとても幸せな立ち位置のTosです。

①絵を描くのが好きすぎるれんさん

絵を描く人はたくさんいます、上手いとか下手とかそういう事ではなくて「なんかこの絵が好き」と思う人の中のひとりに「れんさん」という女性がいます。
🔗れんさんのtwitter

このれんさんは、ある事がきっかけでウェブ上でお知り合いになった人なのですが、「笑顔」と「胸」がとても印象的な絵を描かれます。その笑顔の絵に惹かれて彼女の作品を通販で数冊取り寄せたりもしているお気に入りのお絵描きさんです。
彼女は絵を描くことが好きで好きで、同人誌などでオリジナルの漫画なども描かれておりますが、それこそ昼夜を問わず書きまくっているというイメージです。
じつは同じゲーム(FF14)もしているのですが新しいキャラが出たらすぐにそのキャラのイラストが出てくるスピード感がすごいです。そしてそれをコミケなどで販売するためにこれまた大忙し!
そんなれんさん代表作だと私が勝手に思い込んでいるのがこの「ねこのスゥ」。この短編漫画を読んで私は泣きました。しかも、結構泣きました。

ねこのスゥ – langerhans | 同人誌通販のアリスブックス

同人誌通販のアリスブックス。サークル【langerhans】さんの作品『ねこのスゥ』の販売ページです。ジャンル:オリジナル, 商品コード:2326-12, 種別:同人誌, 対象年齢:全年齢, 発行日:2018-02-11, サイズ区分:A

現在では幅広く活躍をされていて、ゲームやアニメや小説画などでもご活躍の様子ですが、ご本人の人柄があまりにも素朴というか、優しいというか。一般人の私とも普通にお話ししてくれる人間的にも素晴らしい方です。
絵を描くことが好きだった少女の熱量が大きすぎて、絵描きという自分の夢を引き寄せている魅力的な女性です。

WIXOSS-ウィクロス-|タカラトミー

アニメ連動、カードゲーム「WIXOSS」をそのまま再現したTCG!!しかもコレクションカードではなく、「ホビージャパン」開発協力による本格的TCGです!WIXOSS、タカラトミーの公式サイトです。

↑れんさんがキャラデザインも関わっておられるカードゲーム

 

 

②TDSの綺麗なおねぇさんを撮るのが好きすぎるかいさん

タイトルだけ見ると完全な変〇ですが、実物はかなりの紳士です。ですが呑み屋で話を始めるとただの〇態になります。ボロが出ます。
わたしが写真を撮るきっかけになったともいえる存在で、雨であろうと雪であろうとずーっと一眼レフを持ち歩いている人ですね。
わたしは風景写真なのですが、かいさんは人物を撮られています。それも「TDSの綺麗なおねぇさん」ばかりを撮っている人です。

TDSで綺麗なお姉さんを撮ってる人のなんちゃら

ディズニーシーのダンサー写真、STARMARIEというアイドルのライブフォトレポ、PENTAX K-1に関する情報のブログ

じつは私は人が多い場所が苦手で、とくに人が多くて有名なTDSという施設には1度しか行ったことがありません。その一回をエスコートしてくれたのはかいさんでした。そこで驚いたのはそこでキラキラとした笑顔で踊っているキャストの皆さんがかいさんに目線を送っているんですよね。まるで「私を綺麗に撮ってください!」と言わんばかりに。きっと皆さんもかいさんの撮る写真が好きなんでしょうね♪
わたしの知る限り毎週TDSに通っておられるかのような印象です。もう庭ですね。…でかい庭ですね、豪邸だ!パパん!

かいさんの場合は定職をお持ちですのでこれはあくまでも趣味のということにはなるのかもしれませんが、この〇態的なまでの「動いてる人を躍動的に撮るのが好き」といいう性分のおかげでアイドルユニットのライブ写真を任されたりもされておられました。
趣味で綺麗なおねぇさんを撮るのが大好きすぎてアイドルの写真を撮れるまでに至るというとても羨ましいお話ですので許しません。私は絶対に許しません。

…とまぁ、先にも申し上げましたが、私の周りはすごい人だらけでみんな紹介したいのですが、とってもではないけれど書ききれませんのでこの辺でやめておきます。お2人とも〇〇が好きすぎて自分の夢に近づいているのは素晴らしいと思いましたし、本気で応援したいと思っている大好きな人です。みなさんも応援してあげて欲しいです(れんさんの方を!)

好きなことで動いている人は輝いている

最初に戻りますが、自分の中にある「好き」という感情を持っているものはそのために動けるものですか?それとも好きなだけですか?

いえ、決して好きなだけが悪いという事ではありませんので誤解しないでくださいね。でも、好きなことで動いている人の魅力ってすごいと感じたことありませんか?とても幸せそうというか。話している時の目は少し怖かったりもするんですけれど、とにかく楽しそうなんですよね。ハッピーなんだと思います。そんな人を見ているとこちらまでハッピーになります。

たとえばラーメンが好きすぎて「木曜ラーメンの人」とかヒソヒソ言われてたり…

風景写真撮るのが好きすぎて変なポーズになってしまい、周りから「みちゃいけません」って言われてたり…

食パンくわえて走る子が好きすぎて、曲がり角でぶち当たらないか微笑みながら待ちかまえてたり…

自分が好きな物のために夢中になれるってとってもハッピーなことだと思うんですよね。変態風景カメラマンとかラーメン馬鹿と言われても気にしない!
私の周りのすごい人はみんな何かに夢中で、みんなとても輝いていますから!

みんな、目が怖いからっ!

むかし矢沢永吉さんが「できるやつは言う前に動いてる」っていう言葉を言われていましたが、人生には世間体とかいろんな柵(しがらみ)があってやりたいことができない事も多いかと思います。だけれど、心から念じればそれは引き寄せられる。というか心から念じるほど好きならもう動いちゃってると思います。

 

自分の作品が認められると励みになる

先日自分の撮影した夜桜が観光スポットのパンレットに使用されました。これもやはりこの写真を撮るために長い時間をかけて撮影した、つまり寒かろうが怖かろうが、夜中に動いたから叶ったことです。
しかしこれは一切お金にはなっていません。それでもやはり自分が撮影した写真がこうやって人の目に触れる機会を得たことは「好き」という気持ちが行動となって、それが認められたから。嬉しいですよね。

みなさんも自分の中の「好き」をもう一度再確認してみてください。そして大切にしてみてください。

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