flickrとInstagramは似て非なるものだと痛感した

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instagram-FLICKR

スマホをZ5Cに変えたらひとつやってみたいことがありました。それは、昨年から異常にユーザー数を伸ばしているInstagramの再開。

flickrはすでに利用していますが、久しぶりに再開したインスタグラムを1日いろいろと使ってみて私なりに感じたことを書きたいと思います。

 

写真系SNSの双璧。あまりにも対照的な両者のスタイル。

写真系SNSの2大巨塔ともいわれるflickrとInstagram。ひと言で「写真系SNS」と括るにはあまりにも大きな違いを私は感じました。

 

純粋に写真撮影をじっくりと楽しむなら迷わずflickr

flickrのAndroidアプリは現在Google Playからは普通には入手できません。Amazonアプリや他の方法で手に入れないといけないので少しハードルは高め。ですのでPC(パソコン)で楽しむユーザーさんが多いかと思います。

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flickrが写真を撮ることを楽しむのに便利なのはこのEXIFデータ…つまりカメラをどのような設定で撮影したのか?本体は何を使ったのか?レンズはどのようなものを使用したのかという情報がわかるところです。位置情報を付けた写真であればどこで撮影したかもすぐにわかります。

もちろんSNSですのでほかのユーザーとの交流も可能です。

iphoneなどで撮影しているユーザーも多いのですが、基本的には一眼レフユーザーも多いので、目が醒めるような美しい写真をみて勉強できるのが最大の魅力でしょうか。

 

最新の情報や流行を写真で楽しみたいなら迷わずInstagram

日本でも昨年1年でユーザー数を倍増させた人気の写真SNS。その人気の秘密は最新の情報を写真でみて知ることが出来るところではないでしょうか?土屋カバンやイケアのようにこのSNSで最新の情報を発信して人気を得ている企業も少なくなく、トレンドを知ることが出来ます。

以前は1:1(612×612)という正方形の写真しか投稿できませんでしたが、いまでは4:3でもどんなサイズでも投稿可能です。

もちろん友人と写真で楽しむこともできますし、その写真に♡を付けることでtwitterやFacebookの「いいね」と同じ交流が持てるのはflickr同様です。

ただし、EXIFデータは掲載されていませんので構図などを楽しむのみ…。これは圧倒的にスマホでの投稿が多いので問題ないのかもしれませんが、少しそういう意味ではFlickrほど撮影の勉強にはならないかもです。しかし最大の魅力はその情報の早さ!

flickrは撮影して自宅で現像した風景などが多いのに対して、このInstagramは今、目の前にある旬の情報が手に入るという点ではとても優れています。もちろん友人のNOWをチェックできるのも楽しいですね♪

 

基本的な楽しみ方は同じだけれど…

基本的には写真を見て「いいね」したり「コメント」したりといった点では違いは大差ありません。

しかし、写真SNSを楽しみたいという点においてはflickrの方が本格的と言えば本格的。Instagramも勿論楽しいのですが、これはtwitterやFacebookでも写真だけ投稿していればよい話です。ただ友達みんなが写真しか投稿しないSNSなのでそちらの方がtwitterやFacebookよりも肌に合う人は多いかもしれませんが。

 

とすの感想

情報というものは広く伸ばせば必ず希薄になります。すべてのSNSを同じ濃さで使える人なんてそうは居ません。簡単に言えばすでにFacebookやtwitterなどをしている人がInstagramを使おうとするとどうなるかというと…共有投稿です。はい。

Instagramで投稿したものをtwitterやFacebookに連動させて同じ内容で投稿し始めます。

ここで注意が必要なのはInstagramはFacebookの子分ですので、実はtwitterの公式アプリでは写真は表示されないのです。

 

それぞれ(flickr・Instagram)のSNS内で友人と楽しめるのであればそれが最高ですが、結局他のSNSと連動させるのであれば、今はそんなに無理して使う必要もないかなと思ってしまっております。そういう点で考えればflickrの方が写真の勉強にはなるので私は楽しい。

倍増したとはいえ、まだ1000万人にも満たないユーザー数のInstagram。今後どのような楽しみ方につながっていくのかは期待したいと思います。

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