突然ですが、本当に電子書籍がものすごく良い思っている人ってどれくらいいるんでしょうか?
最近いろんなメディアでも「電子書籍の販売数が急激に伸びた!」という報道や注目を集めているのは知っています。わたしも電子書籍は50冊近く保有しているので電子書籍自体を批難するつもりはありませんし、非常に便利なものである事は十分に知っています。
ただ、実際に電車で通勤している人などにしてみれば通勤中にも読めて非常に便利なのは間違いないのですが、自動車や自転車で通勤している人たちにしてみれば「本は自宅などで読むもの」であって、わざわざ電池の残量を気にしながらスマホやタブレットで読むものでは無かったりするのではないでしょうか?私なら自室で読むなら本を読みますね。
ですが、私の中で電子の書籍というものは違う意味で画期的だと思ったのです。
私の中で電子の書籍の本当のメリット
これはあくまでも私の意見ですが、本は本で読みたいと思っている人はかなり多いと思います。あの紙をめくりながら読むのが好きな人は多いはず。
ですがそんな人にとっても電子の書籍の登場は非常にありがたいものなのです。
保管(部屋の大掃除)するために電子化する
電子の書籍を購入するのではなくて、購入した書籍を電子化するという意味での電子書籍の存在はとても助かります。薄いノベルズであっても数が増えると部屋の中で場所を占有してしまいます。私は部屋の中に机とPCとベッド以外のものを置くのはあまり好みませんので、読み終わった本を全て自炊して電子化しています。
(※自炊・・・本を裁断してスキャナーで取り込み、PDFや画像データにして保有する作業の俗称)
本を大きな本棚いっぱいに集めるのが好きな人には向きませんが、部屋の大掃除だけでなく「気に入ったので常に持ち歩きたい」という人にも書籍の電子化は大変便利です。
書籍だけでなくいろんな物が電子化できる世の中
この方法を使えば、昨年のシステム手帳のレフィルやノートなども全てデータとして保存する事も可能です。もちろんカードの請求書やいろんな明細なども保存は可能ですがそこまでやる人は少ないかもしれませんね。
断捨離という言葉の意味とはちょっと違うかもしれませんが(結局保有しているので)、本というモノへの執着を捨てて常にノビノビとした空間に身をおけるというのが書籍(その他の紙媒体)の電子化の最大のメリットだと私は思うのです。
電子書籍ではなく書籍を電子化したい人にオススメのアプリ
あればとても便利なもの
- PDFに変換できるスキャナー(出来れば両面スキャンできるもの)
スキャナーにもよりますが、全てを画像データとして保存するものもあれば、一気に全てをスキャンしてひとつのPDFにしてくれるものもあります。
JPEGなどのデータを使う人は
をインストールすれば本として閲覧する事が可能です。このアプリであればZIPとして圧縮されたままのデータでも、表紙の表示はもちろんですが中身もZIPのままでも読む事が可能です。
つぎに、PDFとしてデータを保存したい人は先ほどのPerfectviewerだけでなくこの専用プラグインをインストールするのがオススメです。
をダウンロードすればPDFを先ほどと同じように本として閲覧できます。
たとえばこんな風にPDFとJPEGのデータをZIPに圧縮したものがありますが・・・
どちらともきちんと本棚には表紙も表示されています。(もちろん中身も本のように横にめくりながら読めます)
電子書籍アプリとの違い
- ローカルデータなので書籍ファイルを入れていない端末以外では見れない。(当たり前)
- 電子書籍を購入したりは出来ない
- 通信を一切必要としない
- 最新本の宣伝などを見なくて済む
いま既に電子書籍を多用されている方にはあまり関係ありませんが、それでも私は電子書籍用はKindleなどを使い、ノートや手帳のレフィルの保存や自炊した本はPDFに変換してこのPerfectviewerで保存して持ち歩いています。(もちろん自宅のPCにもバックアップがあります)
まとめ
電子書籍には興味が無いけれど書籍(そのほかの紙媒体)の電子化をしたいと思っている人はかなり多いのではないでしょうか?
スキャンできる環境にあるのか無いのかで明暗分かれますが、電子化できる環境で興味がある人にはオススメのビューワーアプリです。
不要な紙の無いすっきりとした部屋を目指して大掃除!・・・してみませんか?
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