皆さんはいつも行っているお店の店員さんにも資格を持っている人がいるのをご存知ですか?
ほとんどの人が持っていないのですが、中に『販売士』という資格を持った店員さんがチラホラといたりします。
販売士とは
販売士というのは1~3級の3段階に別れており、いずれにしても接客の基礎知識をきちんと理解した人で無いと合格する事はむずかしい資格です。その目的はお客様に心地よい接客をする為の基本をきちんと理解し、どのような目的で接客しているのかを感覚的にではなく知識として学び、それを現場で生かす・・・つまり接客のプロを養成するための資格です。
1級 | 小売業経営に関する高度の専門的な知識を身につけ、経営計画を立案し、総合的な管理業務を遂行できる。 大規模小売店の店長や部長クラス、中小小売業の経営者クラスが対象。 |
---|---|
2級 | 小売業について、主として販売に関する専門的な知識を身につけ、ある程度の管理業務を遂行し、かつ部下を指導することができる。売場主任、部課長など中堅幹部クラスが対象。 |
3級 | 小売店舗運営の基本的な仕組みを理解し、販売員としての基礎的な知識と技術を身に付けている。売場の担当者などが対象。 |
販売士は狭き門となってきた
この様に各分野において必要なスキルを身につけた人が販売士として全国に存在しているのですが、この資格が異常に合格率が低いことで最近有名です。
入門的な3級などは誰でも取れると思われがちですが、実はこの3級からイキナリむずかしくてですね。変な話3級を持っているだけでも結構なものです。参考までにどれくらいかというと、一番最近おこなわれた資格試験での合格率はコチラです。
【直近の合格率】(2014.03.10日現在)
1級 | 13.1% |
---|---|
2級 | 54.7% |
3級 | 42.1% |
5年ごとの更新制
この資格は一旦取ってしまえば!というものではありません。市場の流れというのはめまぐるしく、常に流れている為それを指導教育する人はもちろん、実際に現場でお客様と対する人も常に新しい情報を知っておかなくてはなりません。そういうわけでこの資格は5年ごとに更新テストをおこない、つねに販売士の質を保つようになっています。面倒ですが仕方がありません。
実際私もこの更新テストで毎回びくびくしながら何とか合格しております(汗)
今回も何とか合格いたしました
今年が私の更新期限だったので更新テストを受験してきたのですが、正直言うと全く自信はありませんでした・・・。
しかし今日結果が届きまして・・・
何とか合格(∩´∀`)∩
今回はこの合格が嬉しくてこの様な日記になったのですが、あなたが普段行っているお店の店員さんももしかしたらこんな販売士の資格を持っている人かもしれません♪多少難しいテストではありますが、4/10人ほどは合格していると思えばあなたの近くにもきっといるはずです。
もしこの記事を店のオーナーさんが見ていたのなら、自分の店のスタッフにこのテストを会社の経費で受けさせてあげてください。きっとかかった経費以上の何かが得られると思いますよ。
とりあえず、気楽になりましたtosでした♪
コメント
おめでとすさん!
ホホさんありがとうございます(∩´∀`)∩