「docomoが個人情報(電話番号や生年月日)を売るらしい、docomo何考えてんの?」
というコメントが飛び交う異例の事態が起きました。
残念ながらこの本文を見た人はかなりの誤解をしている様子です。
- 電話番号が漏れる
- 性別と生年月日と電話のリストを販売する
などの書き込みや発言が未だに多く飛び交っています。
確かにこの本文では数百万円の為にdocomoは電話番号や生年月日を業者に売ると読み取れなくもありませんよね・・・
モバイル空間統計とは
ここに出てきているモバイル空間統計の販売について簡単にご説明します。
簡単にいうとdocomoは電話番号と生年月日などを含む情報を持っています。
よくサスペンスドラマなどで耳にしますよね
「○○の基地局で携帯電話が使われたもようです!!」
そうです、携帯電話は基地局を通じて電波を拾っているのですが、その時にどの電話番号がどの基地局付近にあるのかはわかる様になっています。という事はその電話番号の持ち主が何歳くらいで女性か男性かなんて事は簡単にわかるのです。
今回docomoさんは確かにお客様の情報を統計化して販売するという事は発表されていますが・・・
どこにもお客様の情報を販売するとは書かれていませんよね?
空間統計の作り方
空間統計とはどうやって作られるのかといいますと
- 基地局を介して得られた電話番号から生年月日と性別を取得
- その基地局にいる年代・性別を人数で集計する
- 少数以外の多数の部分だけを表記した人数を記載したリストを作成
これで個人情報を売っていることになるのでしょうか?
たしかにdocomoさんが販売されるリストを作成する為には基地局を介した電話番号・生年月日(年齢)・性別ば必要なので利用はされるようです。しかし
この地域にどういう年代の女性が何人滞在していた
という人数しか分らない・・・しかも丁寧に少人数の部分は省いてあるようなリストから個人が特定されるとは到底思えないものです。
- 訴訟したら勝てる問題!
- 迷惑電話が増えたらどうするんだ!
- キ○ガイだな
- この会社売国奴だな
なんていう多くの批判を集めた(未だに誤解は多い)報道でしたがどうですか?
この情報を販売した事で私には迷惑電話が増えるとは思えませんし、訴訟してもちょっと勝てるとは思えません。
たしかに少し個人情報を利用して作ったリストを売られることへの抵抗はありますよね、しかしまぁSNSを駆け巡ったような個人情報の販売ではありませんので少しは安心してもいいんじゃないですかね♪
どうしても嫌な方は151に電話したらこの情報にはカウントされないそうですのでお早めに♪
(この記事は公平性を保つ為に画像にて記事作成時の文章を表記しております)
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