2018年1月19日にASUS(エイスース)から販売開始されたカジュアルゲーミングノートパソコンの「FX503VD」が届きました。
さっそくいろんなものをインストールしてひと通り使える環境になっての感想は「概ね(おおむね)満足」。点数で言えば85~90点くらいの印象です。スペック的なものはこれから使い込んでいく中でいいところも悪いところも出てくるかなと。なので基本の見た目とかストレージとか、そういったすぐに分かりやすい部分での点数だと思っていただけたら幸いです。
まず外観から見てみました
まずこんな箱に入ってきます。中身は本体と電源ケーブルと紙類くらいなのでとってもシンプルです。
中身を取り出すととてもシンプルな背面が好印象。高級感のあるヘアライン加工された天板は上品で大人の雰囲気を漂わせます。
開いた感じはこんな見た目です。黒/赤の配色がとてもカッコイイ。カッコイイのですが決して安っぽくない。
電源ボタンも独立しているのでZenbookのように押し間違える可能性はなさそう(Zenbookでも押し間違えたことはないですがw)
13inchのZenbookとのサイズを比較するとかなり大きさが違うように感じますね、たった3inchでもここまで違うんだと驚きました。手に持った印象はそんなに重くは感じませんでした。その気になれば持ち運びにも十分対応できそうです。
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外観でひとつ大きな特徴といえばこの「英語キーボード」を採用しているというところ。日本語キーボードに慣れてしまっていると@マークだったりひらがな入力だったりで少し迷う事もあるかもです。わたしは普段使っているキーボードは英語なので違和感は少ないですがここは要注意です。
配置などが気になる人の為に真上から撮影してみました。
変換ボタン=スペースだったりしますが慣れてしまえば問題はありません。特徴的だったのはメインのエンターボタンが「4」の左に意外と小さいサイズであったことですかね。でもこれでも押し間違える事はほぼありませんでした。
比較的ストロークの短いボタンですがうまく手になじむといいますか、ボタンはブラインドタッチしやすい手触りです。
薄い印象ですがしっかりと押し込んだ感触があるのでタイピングしやすい。結構気に入りました。
外観はこんなかんじですね。思っていたよりも少しハデな印象は受けましたが、大人が持って回っても全然平気だと思います。重さやサイズ的にも結構いい感じだなとおもいました。ええ、気に入りました。(ちょっと赤が強いけれど)
ストレージなどのわかりやすい部分
この「FX503VD」はSSD128GB+HDD1TBというストレージになっています。
よく起動させるアプリ(ソフト)などはSSDに入れ、そんなに使う事が無いソフトや音楽や画像などの保管はHDDという感じで使い分けないとSSD128GBではぜんぜん足りないのは事実。これを自分でSSD480GBにしようかとも思いました。しかし、母艦とはいえ私のメインはやはりZenbookなのです。FX503VDは母艦でありながらサブという立ち位置になります。ということはFF14や画像加工のPs・Lrが入ればそんなに苦にはなりません。(officeやよく使いまくるアプリはZenbookに入っています)
というわけでこれは承知の上で購入したので問題はないかな、でも今から買う人は少しは気を付けておいた方が良いと思います。128GBって書いてあってもシステムで半分近く使いますし、残りの60~80GBって想像以上に少ないですよ。
Geforce GTX1050(4GB)が思っていた以上に良かった
🔗前回の紹介でも書いておりましたが、ゲームや動画編集などに欠かせないのがグラフィックボード。
そのなかでも人気のGeforceシリーズは多くのユーザーが愛用するブランドでもあります。このFX503VDが搭載しているNVIDIA® GeForce® GTX 1050は本来デスクトップに採用されている規格なのですがノートに採用されました。
しかも本来1050は2GBなのに対してスペックアップした4GBのビデオメモリーとなっています。
FF14の「紅蓮のリベレーター」ベンチマークテストではGeforceGTX1050(2GB)でだいたい最高品質で6000~6500(品質を下げればもっとあがります)という数値らしいのですがさっそくテストしてみました。
まずは最高品質でテスト
最高品質で8821
これは思っていた以上に良い結果なので嬉しいですね。最中の動画を見ていても今までこんなきれいな画像で見た事なかった場面が多く楽しめました。やはり数値的には4GBのGeforce1050Tiと近い数字になってきているようですが、今回に限って言えばそれよりも良い成績となっています(1050Tiで8000程度)。
まぁこれは測る度に変わりますし、10回ほど測って平均とれば同じくらいになりそうな気もします。
普段使うであろう「ノートPC高品質」でテスト
高品質(ノートPC)で11626
これだけ出ていれば普段ゲームをする分には問題なさそう。Zenbookでやったことはこれが3000いくかいかないかでしたのですごい進歩です、泣きそうです。
その他のポイント
重いソフトの代名詞だったLightroomも軽い!
Adobeの画像加工ソフトは重いことで有名でしたがそれも8GBメモリーとは思えないほどサクサク立ち上がってくれました。じっさい外で撮った写真を外で加工することが無いことが1年程の経験でわかってきたのでLr・Psは「FX503VD」に入れる事にしました。自宅であれば4Kモニターなのでその方が何かと便利っぽい。地味に嬉しいポイントでした。
ファンが静か!
これは驚きましたがファンがとても静かです。あと天板があまり熱くならないというか。高負荷なゲームなどを流していると壊れそうなくらい熱くなることもありましたが「FX503VD」はとてもひんやりしていました。まぁ買った直後ですし、ゴミも少ないからなのかもしれませんが、それでも結構静かです。
指紋が付きやすい!
一日触っただけですが指紋まみれです。私の脂が多いのは否定しませんが、テカテカになっている部分もありました。
ひっくるめた感想
総合的に言うと、145,000円くらいで同じスペックのPCってそうないのでは?と思えました。自作などで作ればもっと高性能なものも可能でしょうが、あくまでも市販のPCでは結構コストパフォーマンスいいと思います。見た目のデザイン、重量、モニターの視認性、ストレージ、グラボ、冷却など全体的にひっくるめて・・・これはいい買い物だったと改めて思いました。
この「FX503VD」に興味を持っている人がおられたら何かの参考になれば幸いです。
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