自分も楽しい記事は「いいね!」が増える

私は仕事でSNS・・・特にfacebookも管理していますのでもちろん統計は取ります。

どういった投稿の時には関心が集まって、どういう投稿の時には反応があまり無いのか・・・そういう統計を取っていると自然とわかる事はたくさんあるのですが、その中でも特に「いいね!」が増える投稿があります。

 

自分が楽しい投稿は「いいね!」が増える

広報としてFACEBOOKに投稿をしていると自分が本当に楽しんで投稿したときは「いいね!」が多くいただけます。それはふざけるという意味での楽しいというものではなくて、真面目な文章だとしても自分がそれをよく理解したうえで自分の言葉できちんと発信できた投稿という意味での「楽しい投稿」です。

仕事で投稿をしていると自分が書きたい事ばかりが書けるわけではありません。言葉も自分の言葉でかけない事がありますし、投稿しなければならないタイミングというものもあります。そういう時は付け焼刃のような知識で投稿してしまうことが多くなるので必要な単語と単語・・・つまり必須キーワードを入れた「ただの言語の発信」になってしまうことが多くあります。あとで自分で読み返しても気持ちが悪い文章になってしまっていたりしますよね。これは自分でもわかっていないことが相手に理解できるはずが無い・・・ということだと思います。

自分がきちんと理解している事を自分の言葉で発信したときに「いいね!」が多くつくのは書き手・・・つまり発信者が「相手にどう伝えると私と同じようなイメージを持ってもらえるのだろう」と相手の気持ちまで察することが出来ているのかもしれません。そういった発信には明快な説得力がつきます。先ほども言いましたがもう一度言います。自分がきちんと理解できていない事が相手に明確に伝わるはずが無いのです。

 

楽しい=笑うという事ではない

「楽しい」と表現するとどうしても笑える内容のような気がしてしまいますが、決してそれだけではありません。FACEBOOKなどを楽しいと感じているのはみんな自慢をしたいからとも言われています。自慢というと何となく嫌なイメージを与えてしまいますが、もっと簡単に言うと「私が知っているこの事を誰かに伝えたい」という誰もが持っている単純な感情の事です。それを伝えることはとても楽しいことで、実際広報とか情報発信というのは「私だけが知っているこの情報を誰かに伝える!」という事なんです。そして受け取る側は「私はこの会社のこんな最新の動きを知っているのよ」とそれを誰かに伝えることで情報というものは拡散されてゆきます。

楽しい=笑えるという意味ではなく、「自分だけ」「知っている」この情報」という3つのエッセンスが入る事によってひとつの情報は楽しいものになります。でもそれを発信者自体が理解できていないものだとするとその不安は受け取り側にも伝わり情報に説得力は感じることが出来ません。楽しい情報は正確な情報でなくてはなら無い事を重要なのかもしれません。

速報ブログなどの場合は間違った情報を垂れ流してしまう危険性もありますが、それはそれは速報という性質上仕方が無いことなのかもしれません。しかし企業や自治体の取り組みである場合には速報性は必要ないのですからきちんと理解した上で自分の言葉に置き換えて相手に伝えることが必要なのかもしれませんね♪

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