ホームページは魔法のツールじゃ無い。でも利用しないと絶対に損すると思う3つのこと。

SNS・WEB

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こんにちは、秋の夜長をFF14で消費しまくる覚悟です。そもそもあんな面白いゲームを私に勧めてきた人が悪いんですよ。ところでみなさんはFFのことをどう呼びますか?「エフエフ」?それとも「ファイファン」?私はファイファンです。あ、とすです。

私はとある企業でホームページなどを作ったりもしております。とは言いましても、本業は広報に近いのでそればかりをしている時間はありませんが、とりあえず私が勤めている会社でそれっぽい事ができるのは私ぐらいなので楽しんでやっています。

今回はお店の管理者が「集客」を主な目的としてホームページを管理しているという私のような状況でお話をします。

 

わたしが聞かれたら必ず答えているたったひとつの言葉

私が「ホームページってやった方がいい?」と質問された時にいつも絶対にこたえるたったひとつの言葉があります。

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ホームページは有っても売上はそんなに上がりません、でもなければ絶対に売上は下がります。

 
これは業種や店の信頼で大きく変わります。ただ、私にこんな質問をしてくる時点で売上が伸び悩み、何か新しいことを模索している。もしくは、高い経費を出してホームページを維持しているメリットが見えず悩んでいる、ということは明白だったのでこの言葉で答えておりました。

セミナーや会議などで来てくれた人に何かの成果を持って帰っていただく為、多少ドラスティックな表現になっているのは事実ですが、私は嘘をついているつもりはありませんし、本当にそうだと信じています。繰り返しますが、ホームページはあっても売上は変わりませんが、「無ければ」あなたのお店はお客様の記憶からたぶん…消えます。

 

「ホームページ作っても誰も見てくれてない…」

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これは関係者なら日々悩み、上司からもよく耳にする言葉じゃないでしょうか?

現在多くの会社を経営されているご年配の方は、ホームページを作ればみんなが見てくれると思っている人が多数おられます。ですがハッキリ言ってそれは違います。ホームページを作っただけでお客さんが見るんだったら苦労しません。正直言って、何も考えずにとりあえず作ったホームページなんかお客さんは誰も見ません。…というか…検索しても出てこないから誰も見れません。
店名で検索して最初のページに出てきて初めて「少し役に立つホームページ」になります。
検索順位を上げる方法はいろいろありますが、そこはそれでお金儲けをしている人もいるので公開はしませんが、ひとつ言える確実な方法は「多くのお客さんに見てもらう事」「更新を続けること」だと思います。私の方法はヒ・ミ・ツ…です♡

これを見てもらうようにするのにSNSを活用したり友人に協力してもらったりして、閲覧数(PV)を増やしてゆく事ではじめて「役に立つ(集客できる)ホームページ」になってゆくわけです。

おそらくこの状態に至るまでなら少しPCを触れる程度の知識のスタッフ一人で何とかなると思います。
そして、私が質問に答える時には、「スタッフ一人を使う代わりに得られる3つの事」も加えて説明しています。

 

ホームページがないと絶対に損すると思う3つの事

1.ホームページは興味を持ったお客さんの受け皿である

(最初に言っておきますが、私がいうホームページとは社名(店名)で検索したら一番最初に出てくる状態の事を言います。)

私は広報という仕事も兼ねてホームページを管理しています。TVや新聞や雑誌、最近であれば有名なサイトなどで紹介されたときに閲覧数が

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このように大きく変化するのがわかります。

これはなぜかというと、雑誌やTVを見た人が「このラーメン美味しそうだな!調べてみよう!」と調べてくれたから閲覧数が伸びたわけです。今回はわかりやすく例として極端に数字が変動する大手メディアで紹介された時の推移を見てみましたが、じつはこれは毎日小規模で起こっています。…そう、友人知人の口コミです。
最近であればFacebookやtwitterなどの投稿でもこのようなことが起きています。

情報社会で情報があふれまくっている時代なので、流れてくるすべての情報は受け止めきれません。そこで多くの人は興味を持った情報だけを調べています。そんな興味を持ってくれた数少ないお客さんの期待をキチンと受け止めるための受け皿がホームページです。
このチャンスを逃すのはあまりにも大きな損ですし、何よりも、「わざわざ調べてくれた人」に申し訳ないと思ってください。

 

2.ホームページとは信用につながってゆく最高のツール

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もちろん例外はあります。最初にも書いたように店の信頼度がもともと高いお店にはこのメリットはあまり無いのかもしれません。逆にうさん臭い詐欺サイトもたくさんあるのでホームページ=信用というわけではありません。私が言いたい信用というのは「信じて(商品を)用いたくなるに値する情報を得ることができる」ということです。簡単に言うとファンになっていただく為に伝えるべきことを読んでもらえるツールという事です。

たとえば、店で買い物をした時にはその商品へのこだわりなんか知らないことの方が多いはず。でも、「すごく気に入ったので商品を調べてみたらこんなこだわりが!ますます気に入った!」という感動につながることも少なくありません。

もちろん会社の取り組みであったり、理念なども大切ですよね。そして実をいうと、1で紹介したような大手メディアもホームページを見て紹介するための情報収集していたりします。その店が発信している情報が読める場所があるのが大切なんです。それは取材に応じて他人に書いてもらった記事とは圧倒的に信頼度が違うからです。味や店の雰囲気などの事は他人の情報の方が参考になりますが、こだわりや商品情報に関しては他人ではわからないことも多々。本当にこだわっていることを読んでもらう事で興味をもっていただく。見に来たお客さんをファンにすることができるツールがホームページです。
せっかく見に来てくれているのに、何も読んでもらえないまま忘れられてゆくのは損ですよね。

 

3.月額1万円以内で50万円を削減できるかもしれないチラシ

店を運営しているとどうしても頭を抱えてしまうのが広告宣伝費。なかでもチラシにかかる費用は計り知れません。

制作代¥50,000
印刷代¥220,000(B3・両面・5万枚)
折込み料¥290,000(B3・5.8円・5万枚)
合計¥560,000

(5万戸の市全域に折り込みを想定)

日頃なにげなく目に入ってくるチラシ。デジタルの時代になったとはいえその効果はやはり計り知れません。上にあげたのは実際に私が経験していたチラシの一回の折込に要した金額です。とんでもない金額ですよね。

こんな金額を無しにできるほどのホームページは日本の中にもそう多くはないと思いますが、毎日3000PVほどであれば90,000pv/月に表示されたことになります。5000PV/1日であれば150,000回もひと月で見てもらえた計算に。チラシほどの効果は見込めませんが5000pv/日ほどのホームページであればそこそこの認知度です。これが10,000pv/日を超えるホームページであればチラシを打つ回数(枚数)は減らしても構わないのかもしれません。

ホームページを外部に委託するとお高いですが、自社のスタッフが管理するとなればサーバーとドメイン代で10,000円/月もかからないと思います。それでチラシを打たなくてもよくなるのであれば50万円ほどの支出が抑えられるわけです。(この例の場合)

実際に知人の会社では、年に5回ほど入れていたチラシが年に3回程に減りましたが、期間中の客数はむしろ増えてきております。これを活用しないのは本当に損だと思います。

もちろんゼロにするわけにはいかないでしょう、でもいつかゼロになることを願わずにはおれません。チラシ代とは本当に店にとって、本当に大きな味方であると同時に悩みの種なのです。

 

効果は見えにくいけれど本当に大切なもの

最初にも書きましたが、ホームページを作ったからといって、すぐにお客さんが増えるわけではありません。しかし、ホームページが無い(もしくは機能していない)のと同じではありません。情報社会においてお客さんはあふれる情報の中から気になったものだけを調べる時代です。

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私も仕事の中でホームページと携わるようになり、今まで本当に大きな損をしていたことに愕然としました。覆水盆に返らず…起きてしまった事はもうどうしようもありませんが、これからどうするかが大切だと思います。
もしも「自分の店にもホームページを!」「もしくはもうホームページやめよう」と考えている人は、最低でも1と2のメリットは必ずありますので本気で取り組んでいただきたいと思います。自店で管理すれば本当に少ない経費で済みますしね。

最後になりましたが、私も今までたくさん失敗しました。その中で自分の肌で痛感した3つの事を紹介しました。本当にもったいないことしてきていました。実をいうと他にも伝えたいことはたくさんありますが、それはまた機会があれば♪

では!

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