例えばこんな文章が目の前に出てきたと致します。
「隣の芝生だけは赤い」
こんな文章をどうしろと???w
実は人によって文章から読み取れる事が違うというお話。
Aさんは「ふーん」と言いました。
Bさんは「じゃあ他の芝生は何色なの?」と言いました。
Cさんは「周りにある複数のお家の芝生は青いのにどうしてその一軒だけ赤いんだろうね?」と言いました。
実はこれは文章を文節で分解して想像して理解できる能力の差だったりするそうです。
【Aさんの頭の中】
隣の芝生だけが赤いという情報が入ってきたのでそれに対して反応した。Aさんの頭の中には今、「赤い芝生」しかイメージ出来ていない。
【Bさんの頭の中】
Bさんは「隣の芝生」=「赤い」と言う情報をこの文章から抽出した。「隣の芝生が赤いのは解ったけどあなたの家のは何色なの?」という疑問が生まれた。
【Cさんの頭の中】
Cさんには「隣の」「芝生」「だけ」「赤い」という情報をこの文章から得た。隣=他に何件か家がある、芝生=庭付きの家、だけ=一軒だけ異質、赤い=普通は青いというイメージが湧いた。
よく「森を見て林を見て木を見る」という言葉があります。全体を見て、集団を見て、個人を見るとよく解ると言う表現なのですが、今回のケースでいうと
- Aさんは=木しか見えていない人。
- Bさんは木と林しか見れていない人。
- Cさんは森と林と木を見れる人
なのかもしれませんね。
現代社会でCさんはあまりにも少なくて、そしてCさんになるには訓練と意識が必要です。例えばすぐに人の揚げ足を取る人=Aさんの傾向があります。目の前しか見えていませんのでリーダーになるのは非常に難しいですが目標が見えたらそれに突き進む優秀な戦力です。
Bさんの様な人はリーダーとスタッフをつなぐパイプ役に向いているのかもしれません。
Cさんのような人は分析に長けていますのでリーダー向きでしょうね。
別に経営論ではありません。例えば今大流行のtwitterですが140文字の中に収めることが出来る情報は限られています。それをどこまで理解できるかが重要なんですよね♪
昔の川柳や俳句ではありませんが、140文字の中から色んな情景や趣を感じる事が出来るかどうかを現代人は求められています。
そういうことです。
コメント
普通は隣の芝生は青いってなるのに、なぜそこだけ「赤」なんだろう、
何かことわざを可変させたことの裏があるのかもしれない、
という見方をした私は何タイプ…?
>>>koheさん
この日記自体をどう読むかと言うのも関わってきます♪
ですのでkoheさんがどう思ったかは関係ございません( ^ ^)
ひとつの文章をどう読むかと言う視点の問題だけです。
ただあえて言わせていただくのなら…その考え方であのすっとぼけた大馬鹿者を
成敗して欲しいと思える頼もしい視点だと思いますwww