今回はDELLさんの新しいノートパソコン『NEW XPS13(9300)』のアンバサダープログラムでモニターに選ばれましたので早速開封してレビューをおこないたく思います。
最初にこんな貴重な経験をさせていただいたDELLさんに感謝!
NEW XPS13(9300)プラチナおもなスペック
商品名 | NEW XPS13 プラチナ(UHD+タッチ) |
プロセッサー | 第10世代 インテル® Core™i7+1065G7 |
OS | Windows10 Home 64ビット |
メモリー | 16GB 3733Mhz LPDDR4× メモリーオンボード |
ハードドライブ | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ビデオカード | インテル®Iris Plus |
ディスプレイ | 13.4inch UHD+(3840×2400)フレームレス 光沢タッチ(低反射)ディスプレイ |
本体サイズ | 高さ14.8㎜×幅296㎜×奥199㎜ |
重量 | 1.2㎏~ |
とにかく目を引くの画像の美しさ、そしてそのサイズ。
11inchと同等クラスで13inchのディスプレイを搭載していることがこのXPS13の大きなウリの一つですが私のように風景写真をたくさん現像してきたものでも感動するディスプレイの美しさは圧巻です。おまけに本体が小さい!軽い、本当に軽く感じる!
リモートワークなどでPCを持ち運ぶ機会が増えてきている現在のビジネスシーンでは重宝されるのではないかと思われます。
まずは開封、同梱されているものなど
黒いシンプルな化粧箱の中にはXPS13の本体と電源ケーブル、そしてUSB Type-Cを通常のUSBに変換するアダプターが1つ入っているだけです。
無駄なものが全く入っていないので個人的には好き。
持ち運びに便利なコンパクトボディ
XPS13は11インチボディに13インチディスプレイで持ち運びに便利だということは先ほども紹介しましたが、実際に従来の13インチモバイルパソコンとどれくらい大きさが違うのかを比べてみました。
DELL XPS13 | ASUS Zenbook UX303UB | |
サイズ(L×W×H) | 19.9 × 29.6 × 14.8㎝ | 22.3 × 32.3 × 1.9 cm |
重さ | 1.2㎏ | 1.5㎏ |
私が愛用しているASUS Zenbook UX303UBと比べるとひと回りのサイズダウンが画像からもわかります。これだけ小さくなっているのにディスプレイのサイズは同じ13.3インチだというのだからすごい!
重さもたった300gですがこの差は結構大きくて持った時の印象は全く違います。
スッキリしたインターフェース
御覧の通りUSB Type-C (Thunderbolt 3)が左右に1つずつ、そしてmicroSDカードスロット、イヤホンジャックしかついていないほどにスッキリしています。
フルサイズのUSB端子は搭載していないため他の機器を使うためにはワイヤレスに買い替えるか、ドッキングステーションなどを用意してそれを持ち歩くことになります。
本体そのものはシンプルになっていますが、そういう意味では趣味が分かれるところかと思われます。
USB Type-C (Thunderbolt 3)での充電について
XPS13は従来のACアダプターではなくUSB Type-C (Thunderbolt 3)によっての充電が可能となっていますが、ここで注意が必要なのはスマートフォンに充電するような規格のものでは充電ができないというところです。
45W以上の充電器かモバイルバッテリーを使用するようにしてください。
キーボード回りについて
キーボードは一般的な日本語キーボードの配列になっています、私のようにメインPCでは英字キーボードを使っている人には細かいところの変化はありますが、そこは気になりません。
キータッチの感触は非常に良いです。軽いタッチで文字を打ち込んでゆけるのでターン!ターン!と打つような人でもない限りはスムーズな入力が可能なのではないかと思います。
天板にはカーボンファイバーを使用しており、私のように脂が気になる人も指紋などが目立たない比較的安心の親切設計なのが嬉しいです。
パッとみると電源ボタンがどこにあるのかわかりにくいのですが、右上にある黒いボタンがそれです。このボタンには指紋登録ができるらしく、あらかじめ登録しておけばセキュリティ的にも安心ですし、毎回ログインパスワードを入力しなくてもいいので楽です。
なにげに外でPCを触るときにパスワード入力するのってセキュリティ的に最悪ですよね。そういう意味でもとても良い機能だと思います。
Photoshop・Lightroomの使用感
重たいアプリの代名詞のようなAdobeのPhotoshopやLightroomを写真加工によく使う私としてはとても重要なことです。さっそくインストールして使ってみたのですが、結論から言うと第10世代のi7は伊達ぢゃない!!
とんでもなく快適に動きます。処理にかかる時間も第7世代のi7と比べて2/3程度まで短縮されているような体感を感じます。ディスプレイの発色も素晴らしいのでこれは写真現像がはかどります!
おまけにこのディスプレイが本当に奇麗な色を出してくれるので細かい色味なども調整出来てとても気に入っています。
ちょっときになるポイント
画像加工に活躍しそうなこのXPS13ですが、先にも言ったようにすっきりしたインターフェースにより「microSD」しかパソコンには挿入できません。
一眼レフの記憶媒体に多いSDカードを使っている人はmicroSDにアダプターを付けてSDカードにしなければいけませんのでSDの買い替えが必要です。出先で小さなmicroSDを刺したり抜いたりすることになりますので紛失には気をつけましょうね。
私はそこが面倒くさくてフルサイズUSB端子とSDカードスロットのあるPCを探しているのは事実です。
おまけ:FF14をプレイしてみました
NVIDAのGEFORCEも搭載されていないビジネス快適モバイルPCなのに、どうしてもチェックしてしまうのがFF14が外出先でもプレイできるかどうかというところ。。。
ほら、出張とかで何泊かするときにできたほうがいいじゃないですか!
というわけでさっそく漆黒のリベレーターのBenchmarkでチェックしてみました。
結果としてはハウジング程度であれば問題ありませんが、零式などをプレイするのはおそらく厳しいでしょう。(メインで使っているPCでのベンチマークは高品質でも11000を超えています。)
さすがにグラボの性能などはこだわっていないXPS13ですのでゲームまでもが快適というわけではないらしいです。そりゃそうですよねw
とすの感想
NEW XPS13(9300) プラチナを触ってみて率直な感想は「最高なモバイルPC」です。動画を見ていても音もよく色も奇麗、それにPhotoshopなども軽々と動作するので私のように写真を撮ってまわるユーザーにも最高なのではないでしょうか?しかし気になるところはもちろんあります。
- 他の機器の接続性
- SDカードの取り込み
- (FF14ができない)←これはどうでもいい など…
フルサイズのUSB端子がないということはスマートフォンとの接続すら今までと同じ環境ではできないという事です。かといってモバイルPCなのにいろんな接続用の機器を増やしたのでは今よりも不便になってしまいます。ですから今と同じ環境ではたぶん不便になると思います。ただ、その環境をXPS13に適したものに変えてゆくか、小型のドッキングステーションなどで補うのであればこれほど魅力的なパソコンも少ないのではないかと思えるほど魅力的だというのが私の感想です。
DELLさんのアンバサダープログラムで普段では経験できない最新端末を触ることができた私からの一言をもって今回のレビューは幕を閉じたいと思います。
DELLさん、XPS13ほしいっす(*´Д`)
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