2014年9月9日。
この日は中秋の名月の翌日にあたり、そして今年最後のスーパームーンでした。スーパームーンとは簡単に言うと「大きい満月」です。はい。
たぶん一眼を持っている人なら一度は挑戦したこと無いですか?でもネット上で見かけるような風景にやたら大きい月なんて撮れませんよね?私も撮れません。
そこである仮説を立てました。。。
どう考えても月が大き過ぎる・・・これは合成なのではないか?
どうやらこの仮説は的外れでも無いようです。実際にどんなに頑張っても日本の私の住んでいる場所から考えるとあの大きさの月は撮れません。そうだ!あれは合成なんだ!というか加工してるに違いない!!
と自分に言い聞かせて早速私もスーパームーンに変わってお仕置きします。
まず2枚の写真を撮影します
必要なものは2枚の写真だけです。一枚は可能な限り大きく撮影した月の画像。そしてもう一枚はシャッタースピードを遅くして撮影した夜の風景の画像です。
この時に必要なのは実際の月を必ず被写体の中に入れるのが良いと思いました。これが有るか無いかで加工の難易度はかなり違ってきます。私には加工技術が余りありませんので実際の月を入れることで位置決めをする事にしました。
そして私のカメラの最大望遠150mmで撮影して可能な限り引き拡大した月の画像です。
実際に採光を月に絞って撮影するとこんな風に回りは真っ暗になってしまいます。逆に採光エリアを広げてしまうと先ほどの写真のように月が真っ白に飛んでしまいます。私の腕ではこれが限界です。
この2枚の写真を合体させます
方法は①の夜の風景写真の月の部分に②の満月の画像をはめ込むだけです。とても簡単です。
難しいのははめ込んだ画像の境界線をどう誤魔化すかなんですが、わたしは光をぼかして無理やり境界線を消しました。作業時間で言うと約15分ほどでしょうか?比較的簡単に出来上がったスーパームーン画像はこちらです。
写真なのにイラストみたいになってしまいました(笑)
まとめ
実際にあの大きな月の画像が撮影できるのかどうかはわかりませんが、少なくとも私のようなカメラ初心者ではとてもではありませんが撮影なんて出来ません。でも、このように2枚の写真を用意する事でよくネット上で見かけるような大きな月が浮かんだ写真が作れるわけです。
これはもう写真というよりも作品と表現したほうがいいのかもしれませんが、とにかく今年最後のスーパームーンは私にとって最高の満月になったのは間違いありません♪
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